「会計不正に立ち向かう」大森一幸氏が講演
経営倫理実践研究センターでは、毎年春と秋の2回、会員企業の経営倫理担当役員(BEO)の昼食懇話会を実施している。2015年11月18日、その22回目があずさ監査法人のパートナーである大森一幸公認会計士を講師に招き、東京都港区の国際文化会館で開催された。
講演のテーマは「会計不正に立ち向かう~内部管理の観点から~最新事例から学ぶマネジメントとしての不正の防止と対応力の強化」。 最初に海堀周造理事長(横河電機会長)から挨拶。「残念ながらこのところ企業の不祥事が新聞を賑わせている。特に不正会計は大きな問題。企業は人から成る以上、どこにでも不正会計が生じるリスクがある。また国際的に活動している日本企業は、海外の関係会社も含めて不正会計の防止を図っていかなければならない。」と述べた。