現職 | 社会経営研究所代表、経営倫理実践研究センターフェロー、日本経営倫理士協会シニアフェロー研究員、組織学会会員、日本経営倫理学会会員、日本協同組合学会会員、元日本トライアスロン協会理事長 |
略歴 | ・全国酪農業協同組合連合会(全酪連)で乳業の商品開発・ブランド戦略を企画・実施し、乳業部門の売上を600億円から1000億円に拡大。ガットウルグアイラウンドに対応する組織戦略を企画・推進中に、「全酪連牛乳不正表示事件」が発生し、危機対応、経営刷新、組織風土改革運動(事務局長)、経営再建に奔走。雪印乳業(株)と提携し経営再建中に、雪印乳業グループの食中毒事件・牛肉偽装事件が発生し、雪印乳業、全農とともに日本ミルクコミュニティ(株)を設立。初代コンプライアンス部長として同社に移籍し、コンプライアンス・内部監査体制をゼロから構築した。その後、子会社の役員を経て、雪印メグミルク(株)社史編纂室で『日本ミルクコミュニティ史』、『雪印乳業史第7巻』を共同編纂し、第21回優秀会社史賞特別賞を受賞した。 雪印メグミルク(株)CSR部を定年退職後、社会経営研究所を設立し、組織論・戦略論・会社法の視点からコンプライアンス、CSR、組織革新、地方創生等に関する論文執筆(商事法務)、講演・研修等を行っている。 学歴:北海道大学農学部卒業、MBA(国際経営学 青山学院大学)、一橋大学大 学院国際企業戦略研究科経営法務コース博士後期課程卒業(単位取得退学) |
主な研究領域 | ・組織論、戦略論、マーケティング論、組織心理学、会社法の視点から、コンプライアンス経営、CSR(CSV、SDGs)戦略、危機対応、組織革新、地方創生等を研究 |
過去の講演テーマ | 【学会報告10回】 組織学会、日本経営倫理学会、日本協同組合学会、日本農業市場学会、日本中小企業学会等で、以下のテーマに関する研究報告を行った。 ①「組織文化と組織革新」、 ②「酪農全国連の経営課題と環境適合-組織論の視点から」、 ③「危機管理と組織風土改革-全酪連と雪印の事件に触れて」、 ④「倫理再生」(共同)、 ⑤「協同組合組織の環境適合戦略と組織革新、 ⑥「協同組合組織の環境適合戦略」、 ⑦「コンプライアンス経営と組織文化-組織風土改革運動の経験を踏まえて」、 ⑧「企業不祥事と組織改革-全酪連と雪印乳業のケースを踏まえて」、 ⑨ コンプライアンス経営と組織文化-倫理再生の実践から-、 ⑩コンプライアンス経営と組織文化の革新-全酪連と雪印乳業(株)のケースを踏まえて- 【講演・研修・講義】 上記報告をベースに、団体、企業、大学でCSR経営・コンプライアンス経営に関する講義・講演・研修を多数実施した。 例、 ①合併組織のコンプライアンス、 ②コンプライアンスと組織文化、 ③組織風土改革運動の要点、 ④CSR経営戦略の留意点、 ⑤ハラスメントの防止と経営者の役割、 ⑥従業員相談窓口の設定と運営、 ⑦組織改革と各階層のパワー・役割 【講演・研修の特長】 不祥事対応の実践経験と法・経営の研究を踏まえ、組織に役立つ要点を伝える。 |
主要著書 | ①『コンプライアンスの理論と実践』(単著、商事法務)(日経新聞紹介) ②『内部通報制度ガイドライン』(共著、商事法務)、 ③『日本ミルクコミュニティ史』(共著)(第21回優秀会社史賞特別賞受賞) ④『雪印乳業史 第7巻』(共著)(川崎図書館2017社史フェアー 250社中第1位、第21 回優秀会社史賞特別賞受賞) ⑤『二宮尊徳に学ぶ「報徳」の経営』(共著) ⑥修士論文 :「組織連合体の環境適合戦略」 ⑦博士単位取得論文:「コンプライアンス経営と組織文化」 ⑧(株)商事法務のポータルサイトに、論稿「コンプライアンス経営・CSR経営の組織 論的考察」を186回連載した。(2017年6月~2019年8月) |
その他 | ・業務の傍ら、トライアスロンの草創期にハワイ等アイアンマンレースを3回完走し、日本トライアスロン協会を設立、理事長(後東京都協会副会長兼務)として地方組織の設立、全日本選手権大会の開催、地方大会の開催支援、競技ルールの制定等、競技の普及に努めた。(会員数を2,000人から10,000人に拡大した) |